SlideShareからの集客(SEO)効果は期待できるか

あるフリーソフトのユーザー会で作ったマニュアルPDFをSlideShareに公開して、SlideShareからユーザー会ウェブサイトへの集客(SEO)効果があるか検証しました。

検証方法

自サイト上でメールアドレスを登録した人だけに、そのPDFのダウンロードURLを自動配信メールで送っていました。自サイトでのメールアドレス登録を廃止して、SlideShareからのダウンロードに切り替えて、SlideShareからのアクセス数(直接的な集客効果)、Googleからのアクセス数の変化(SEO効果)を計りました。

結論

  • PDFをSlideShareにアップロードしても、そこからの集客効果はない
    • SlideShareからウェブサイトへのアクセスよりも、ウェブサイトからSlideShareへのアクセスのほうが圧倒的に多かった
  • 集客効果がないなら、PDFの内容をウェブページにして公開したほうが、わずかでもAdsense広告収入を期待できるだけマシ

参考:自サイトでのPDFダウンロードURLの排他制御

そのユーザー会では、もともとユーザー会ウェブサイト上でメールアドレスを登録した人だけに、そのPDFのダウンロードURLを自動配信メールで送っていました。ところが、以下の理由からSlideShareに切り替えました。
  • 相手側サーバが受信を拒否したり、迷惑メールに振り分けたりなどのトラブル対応が面倒
  • PDFのために排他制御しても、そのメールアドレスのリストを活用する予定がなければ無駄
  • リスト活用予定がないのに、メールアドレスという個人情報を収集するリスクが割に合わない

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