AdminExileには、攻撃者のIPアドレスを検知してメール通知する機能があります。この機能を使えば、特定のIPアドレスを.htaccessでブロックすることができます。
AdminExileでブルートフォース攻撃者のIPアドレスを検知するには
AdminExileの管理画面にアクセスしてから、Brute Forceタブを開きます。ここで、Detect Brute Forceを「はい」に、Email Recipientをサイト管理者のアカウントに、Email Adminを「はい」にして「保存」します。他のパラメータについては、以下を参考に任意で設定してください。
- Max Attempts:管理画面へのログインミスの上限回数。上限回数にはURL Access Keyのミスもカウントされるため、実質的には管理画面URLの入力ミス上限回数。上限回数に達すると、攻撃者のIPアドレスにTime Penaltyがかかる。デフォルトは5回。
- Time Penalty:攻撃者のIPアドレスにアクセスブロックをかける時間。分単位で設定。デフォルトは5分。
- Penalty Multiplier:Time Penalty回数に応じたTime Penalty時間の係数。例えば、Time Penaltyが5分、Penalty Multiplierが2の場合、その攻撃者の2回目のTime Penalty時間は10分に、次は20分、その次は40分というように、5分×2の(Penalty回-1)乗ずつ増えていきます。デフォルトは1。
なお、URL Access Keyも含めた管理画面の入力ミス回数が3回に達すると、警告メールが届きます。
これで攻撃者のIPアドレスを特定できます。ただし、サイトオーナー自身のミスが3回続いても上記のようなメールが届きます。くれぐれも自分自身をブロックしないようにご注意ください。URL Access Keyも含めた管理画面の入力ミス回数がMax Attemptsの回数に達すると、ブルートフォース攻撃検知メールが届きます。
たいてい1回目のTime Penaltyでブルートフォース攻撃がおさまることが多いですが、2回以上検知されたIPアドレスはブロックしておいたほうがよいでしょう。
または、予めPenalty Muliplierを2以上に引き上げておけば、攻撃側のプログラムにもエラーが出まくると考えられるため、連続攻撃しにくくなるはずです。
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